8月11日夜遅く(21時)~明日までは、北日本で大雨の恐れ!警戒が必要です。

img037img036こんばんは。

今日は、台風の縦断にともない、各地で大きな被害が出ています。現在も、避難を余儀なくされている地域もあると思います。台風が通過したあとも、土砂災害などの危険は続きます。今日明日ぐらいまでは、十分にご注意ください。

まず今日15時の天気図とあすの朝の天気図をご覧下さい。

実況天気図
24時間予想図 平成 26年 08月 11日 09時の予想
24時間予想図

きょうの15時若狭湾の北にあった台風は、速度を速めながら、今後北上をしていきます。

台風は、現在輪島の北約130kmに位置し、北北東へ時速45キロで進んでいます。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速30m/s 最大瞬間風速45m/sです。

中心の気圧も上がってくることや、陸地を通過したこと、海面水温が低いところろを北上する関係で、今後は、勢力は弱まり、明日から明後日にかけ温帯低気圧に変わると思われます。しかし、温帯低気圧化が、安心というわけではないので、いましばらく注視が必要です。

現在、近畿、北陸の一部、四国の一部、東海の一部などで、土砂災害警戒情報がでています。

広い範囲で、大雨、洪水、波浪、強風などの注意報や警報もでています。くれぐれもご注意ください。

明日は、台風の東側に位置する前線に、暖かく湿った空気が流入します。そのため、北海道では、300mm以上の大雨となる恐れがあります。これは、北海道の8月の1ヶ月分以上に相当します。くれぐれも注意してください。東北でも200mm以上。関東でも100~150mmの雨の予報となっています。

ここで、相当温位図を見てみましょう。上段右図です。

赤く囲んだ部分は、相当温位が345K以上のエリアです。相当温位とは、気温と水蒸気量を合わせた値と考えてください。つまり、暖かく湿った空気である値が、だいたい340K以上値の空気が強風で流入すると、山の斜面や前線などで上昇流を生成し、積乱雲となるので、雨が多くふります。この図から340Kを上回る345Kの空気が強風ににって入り続けているので、台風の中心とその右側では、非常に大雨となっています。この図を見ると、現在も東日本から北日本全般に345Kのエリアがあり、あすの朝にかけ大雨となる可能性がたかいですね。

あすの朝も北海道では、345Kのエリアになっってます。あすの日中は注意が必要というわけです。

まとめると、関東では、明け方まで、北海道では、あすの日中までに、大雨が予想され、関東の北部で、土砂災害の危険性があります。くれぐれえもご注意ください。

明日は、北日本、本州の日本海側では、雨となりそうですが、それ以外晴れるでしょう。

あすの最高気温・最低気温です。

あすは、今日より3度~6度気温があがりそうです。名古屋・東京では、最高気温が34度と高く、最低気温も全国的に25度以上と熱帯夜となりそうです。

熱中症にはくれぐれもご注意ください。

最後に、週間天気です。

平成26年8月10日10時50分 気象庁予報部発表

予報期間 8月11日から8月17日まで

 北日本は、期間のはじめは台風第11号や気圧の谷の影響で雨の降る所がありますが、その後は高気圧に覆われて晴れる日が多いでしょう。
 東日本と西日本は、湿った気流や前線の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。
 沖縄・奄美は、湿った気流の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。期間の中頃は高気圧に覆われて晴れる日があるでしょう。
 なお、台風第11号の影響を受けて、北日本では明日(11日)は大荒れの天気や大雨となる所があるでしょう。
 最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より高い日が多いですが、西日本で平年より低いところがあるでしょう。(気象庁引用)

詳細は、http://www.jma.go.jp/jp/week/

                            をご覧下さい。

台風が過ぎると、台風一過といって、良い天気になるばかりか、気温も上昇します。

大雨・強風のあとは、熱中症に注意が必要です。冠水した地域では、暑い日が続くためウイルスが繁殖しやすくなります。飲み水や食事にもご注意ください。

関東沿岸部では、大しけが続きます。海難事故もおきております。波浪注意報などがでてないくても、うねりが大きいところもあるので、くれぐれもご注意ください。

最後に、台風が、今後速度を速めるという根拠は、前線が東に流れてきて、北側に通路が出来ています。北上を続けると、上段の左図にあるように、これは、上空300hPa(9600m前後)なのですが、この図からどこに、強風軸があるかわかるのです。青く囲んだのが80KT以上の風が吹いているところで、赤い矢印が、ジェット気流なんです。

西側は、不明瞭ですが、このラインにのっているので、まもなく速度を速め、東の海上に抜けていくでしょう。

台風は、中層の風に流されるので、通常500hPa面の渦度0線の位置から強風軸を見て、台風の速度が早まることを、推測します。

渦度とか説明するのが大変なので、今日は、わかりやすいジェット気流で説明いたしました。

お盆は、全国的に、局地的に不安定となる地域はありますが、概ね晴れそうです。ただ、お盆前に大雨の被害で、冠水などに合われた方は、本当に辛いですよね。

なかなか解釈をするのが、たいへんではありますが、すべて意味があると、前向きに考えて、前に進んでまいりましょう。

みんんなで助け合って、前に進んでいきましょう。自然には勝てないですから。命だけでもあれば、なんでもできます。あすは我が身です。みなさんも、今後の天気変化には、十分お気をつけください。

ではでは。